こんにちは。Web3に興味があって、AIをもっと使いこなしたい中高年を応援するWeb3とAIマニアじいじのko_sanです。

困ったことになっちゃったの。パリで大規模なストライキに遭遇しちゃって、地下鉄が全然動いてないみたいで…



え、それは大変だね。ホテルのフロントとかには聞いてみたの?



ええ、聞いてみたんだけど、大まかな情報しかわからなくて。テレビを見ても、フランス語だから全然理解できなくてお手上げ…



そういう時こそAIに頼ってみようよ。ChatGPTじゃなくて、今回はPerplexityってのがいいかもしれないよ。
これは、本当にあった話で、2025年の9月18日、パリを旅した時に遭遇しました。
◾️ChatGPTではなくPerplexityを選んだ理由
旅先で思わぬトラブルに遭遇することは、誰でも経験があることでしょう。しかし、そのピンチを乗り越えることで、新しい発見や学びを得られることもあります。
先日、私が体験したパリでの出来事は、まさにそんな「ピンチがチャンスに変わった」経験でした。
2025年9月18日、私はパリにいました。その日、パリの公共交通機関で大規模なストライキが予定されていることは事前に知っていました。
しかし、具体的にどの路線が動いていて、どの路線が止まっているのか、詳細な情報が全くわかりませんでした。ホテルのフロントに聞いても、大まかな情報しか得られず、テレビのニュースもフランス語なので理解できません。途方に暮れていた時、ふと、AIの力を借りてみようと思い立ちました。
Perplexityが見せてくれた「驚きの回答」
AIに質問するなら、まずはChatGPTが思い浮かびます。しかし、ChatGPTは時に存在しない情報をあたかも事実のように生成する**「ハルシネーション」**という問題があります。旅先でのリアルタイムな情報収集において、誤った情報に振り回されるのは避けたいところです。
そこで、私が頼ったのがPerplexityでした。Perplexityは、参照元を明示しながら回答を生成してくれることが最大の特徴です。この機能は、情報の正確性を重視する状況において、非常に心強い味方になります。
Perplexityに「9月18日のパリの地下鉄のストライキ状況を教えて」と尋ねてみたところ、期待をはるかに上回る回答が返ってきました。その回答は、まるで現地の最新ニュース速報を読んでいるかのようでした。
- 自動運転の1号線、4号線、14号線は通常通り運行
- その他の地下鉄路線は原則として通勤ラッシュ時のみ運行
- 7番線、9番線はラッシュ時に3本に1本程度
- 10番線、13番線は4本に1本程度の運行
- 一部の地下鉄駅は終日閉鎖(Arts et Métiers、Bastille、Concorde、Invalidesなど)
このように、どの路線が動いていて、どの路線が使えないのか、具体的な路線番号や駅名、さらに本数まで詳しく教えてくれたのです。


しかも、その情報には信頼できる参照元(出典)がしっかり記載されていました。この正確な情報のおかげで、私は目的地である美術館まで、運行している地下鉄を乗り継いでスムーズにたどり着くことができました。
状況に応じてAIを使い分ける重要性
今回の経験から、私は「状況に応じてAIを使い分けること」の重要性を強く実感しました。文章の生成やアイデア出しなど、創造的なタスクにはChatGPTが非常に強力です。
一方、今回のようにリアルタイムな情報や事実確認が必要な場面では、参照元を明示してくれるPerplexityが圧倒的に優位だと感じました。
これまで、AIは「万能なツール」だと思っていましたが、それぞれに得意な分野と苦手な分野があることを学びました。Perplexityは、まさに「知りたいことの答えを、信頼できる形で教えてくれる専門家」のような存在です。
◾️まとめ
旅行中に予期せぬトラブルに遭遇したとき、あるいはビジネスで最新の市場動向を調べたいときなど、リアルタイムで正確な情報が必要になったら、ぜひPerplexityを試してみてください。きっと、あなたの強い味方になってくれるはずです。
今回のパリでの経験は、私にAIの新たな可能性と、その賢い使い方を教えてくれました。皆さんも、ぜひAIを使いこなし、旅や日々の生活をより豊かにしてみてはいかがでしょうか。