こんにちは。Web3に興味があって、AIをもっと使いこなしたい中高年を応援するWeb3とAIマニアじいじのko_sanです。2025年の10月10日に幕張メッセで開催されていた、NexTech Week 2025[秋]/XR・メタバース総合展[秋]」に参加して、AIエージェントの話が興味深かったのでまとめておきます。

AIってなんだか難しそう…って思っていたけど、展示会で見たAIエージェントがすごかったんです!まるで優秀なアシスタントみたい。私みたいなAI初心者でも使いこなせるのかな?



大丈夫!データ収集から意思決定まで、それぞれのフェーズで最適なAIを組み合わせる、今回の展示会で得た実践的なAI活用術を共有するから、参考にして使ってみて!
生成AIのトレンド:3つの進化の軸
今回の講演では、生成AIのトレンドが3つの軸で語られました。
- モデルの進化: 性能向上、マルチモーダル化、ロングコンテキストへの対応、そしてエッジAIへの進化などが挙げられました。これにより、より高度で複雑なタスクに対応できるようになります。
- AIエージェント: AIが自律的に状況を判断し、タスクを実行する「AIエージェント」が登場しました。これは、単にツールとして利用するだけでなく、外部システムと連携して業務を自動化する仕組みとしても注目されています。
- AI Readyな環境整備: AIを活用するための基盤作りが重要であると強調されました。複数のAIエージェントや既存システムを連携させて業務プロセスを効率化したり、データの整備・管理、そして倫理やリスク管理体制の構築も含まれます。
これらのトレンドは、AIが単なるツールから、私たちの仕事や生活を根本から変える存在へと進化していることを示しています。


用途に合わせて選べる3つのGemini
Googleは、利用者の用途に合わせて、3つのタイプのGeminiを提供しています。
- Gemini アプリ: 一般ユーザー向け。ブラウザやアプリを通じて、いつでもGeminiと対話できるサービスです。
- Google Workspace with Gemini: ビジネスユーザー向け。Google Workspaceの各ツールと直接連携し、シームレスにGeminiを利用できるのが特徴です。セキュリティも強化されています。
- Gemini API: エンジニア向け。Google AI StudioやVertex AIを通じて、Gemini APIにアクセスし、Geminiモデルを自身のアプリケーションに組み込むことができます。


Google Cloud Next Tech Week 2025: AI Agentの未来を体験!
昨日、幕張メッセで開催された「NexTech Week 2025[秋]/XR・メタバース総合展[秋]」に参加しました。AI、Web3、量子コンピューターといった最先端のテクノロジーが集結するこのイベントは、まさに未来を覗き見るような体験でした。
特に印象に残ったのは、Google Cloudの北瀬部長と、AI業界でご活躍の小澤健祐氏による対談セッション、「今話題のAIエージェントを一挙紹介」です。GeminiCLIやNotebookLMなど、さまざまなAIエージェントの具体的な活用例が紹介され、知っていた機能から新たな発見まで、刺激的な内容でした。
◾️Google関連のAIエージェントの話
AIエージェントで業務を効率化
講演では、業務を効率化するためのAIエージェントの活用方法が示されました。データ収集、データ分析、戦略立案、そして意思決定という一連のプロセスにおいて、それぞれのタスクに特化したAIエージェントを組み合わせることで、よりスムーズなワークフローを実現できるという話は非常に参考になりました。
たとえば、GoogleスプレッドシートにGeminiが常駐していると、わざわざ別のウィンドウを開くことなく、スプレッドシート内のデータをシームレスに分析・加工できるようになります。これにより、日々の業務におけるデータ処理の時間を大幅に短縮できるでしょう。


GeminiCLIの驚くべきデモンストレーション
講演で最も注目を集めたのは、GeminiCLI(コマンドラインインターフェース)のデモンストレーションでした。
小澤氏が、Macのデスクトップに47都道府県分のフォルダーを作成し、その中から特定のフォルダー(例:お好み焼きが有名な県のフォルダー)に、該当するホームページのHTMLとCSSファイルを生成させる様子を実演しました。


このデモは、画面を左右に分割し、左側でGeminiCLIのコマンド入力、右側でフォルダーとファイルの作成状況をリアルタイムに表示しており、そのスムーズな処理能力に驚かされました。
単なる情報検索ツールではなく、ファイルの作成や編集といった具体的なタスクを自動で実行するGeminiCLIの能力は、開発者やクリエイターにとって大きな可能性を秘めていると感じました。
今回のイベントは、生成AIの進化とAIエージェントの多様な活用法を直接見て体験できる貴重な機会でした。Geminiのさらなる進化に、今後も注目していきたいと思います。
◾️まとめ
この記事では、Next Tech Week 2025に参加して、特にGoogle Cloud担当部長の北瀬氏とAI業界で活躍する小澤健祐氏との対談形式での「今話題のAIエージェントを一挙紹介」という講演の内容のポイントを紹介しました。
参考になれば嬉しいです。