こんにちは。Web3に興味があって、AIをもっと使いこなしたい中高年を応援するWeb3とAIマニアじいじのko_sanです。

Solanaのスマホ『Seeker』が話題だけど、2026年はもっと凄くなるって本当ですか?



新トークン『SKR』の始動や大手チップメーカーとの提携で、いよいよ世界規模の普及フェーズに入るよ。



日常の買い物やゲームで暗号資産が当たり前に使える、本当の『Web3生活』が始まるんですね!



その通り。単なる実験を超えて、モバイルの常識を塗り替える強力なロードマップを詳しく解説するね。
モバイル領域における暗号資産の進化は、2025年に大きな転換点を迎えました。
Solana Mobileの「Seeker」デバイスは約15万台が世界50か国以上に出荷され、数百のdAppsと数十億ドル規模のトランザクションが実際に動くエコシステムが形成されています。
先日開催されたBreakpointにて、Solana MobileのGMであるEmmett Hollyer氏が2026年に向けたロードマップを発表しました。
ひと言でまとめるなら──**「いよいよスケールの段階に入る」**という宣言です。この記事ではその内容を詳しく解説します。
2026年のキーワードは「拡張」と「分散」
SKRトークン、2026年1月にローンチ
2026年1月、Solana Mobileエコシステムの中核となるSKRトークンがローンチ予定です。
SKRは以下の役割を担います。
- ユーザー・開発者・ハードウェアメーカーをガバナンスでつなぐ
- ステーキングを通じたインセンティブ設計
- エコシステム内で生まれた価値を、再びコミュニティに還元する仕組み
特に注目すべき点は、トークン配分がコミュニティ最優先で設計されていること。
ユーザー・開発者・エコシステム成長向けに大部分が割り当てられています。
Guardians制度が2026年に本格稼働
2026年には、Solana Mobile独自の分散的な運営モデルである**「Guardians」**が本格稼働します。
Guardiansとは、
- デバイスやdAppを検証する独立した運営者
- プラットフォームの権限を分散させる役割
Solana本体における「バリデータ」に近い存在ですが、
トランザクションではなくモバイルプラットフォームそのものを守る存在と考えると分かりやすいでしょう。
初期のGuardiansとして、以下の主要プレイヤーが参加予定です。
- Helius
- DoubleZero
- Anza
- Triton
- Jito
ハードウェア展開は一気に世界規模へ
Solana Mobileは、FxTec および MediaTek との提携を通じて、
Solana Mobile Stackを新たなデバイスへと拡張していきます。
特にMediaTekは、**世界のAndroid端末の約46%(約20億台)**にチップを供給する巨大プレイヤー。
すでにプロトタイプ開発も始まっており、
草の根的なSolanaムーブメントから、
モバイル業界の巨人と同じ土俵で戦えるプラットフォームへ
という明確なビジョンが示されています。
Seeker Seasonを数字で振り返る
2025年のSeeker Seasonは、実績という面でも圧倒的でした。
- 🌍 出荷台数:15万台(50か国以上)
- 📱 Solana dApp Store掲載:225以上
- 💰 トランザクション総額:約18億ドル
- ⬇️ dAppダウンロード数:130万回
- ⚡ トランザクション数:240万件
- 🏗️ ハッカソン応募数:700以上
「Web3対応スマホ」は実験段階を超え、実用フェーズに入ったことが数字からも分かります。
Pump.fun がSeeker対応
話題の Pump.fun がSeeker向けにネイティブ対応。
- ミームコインの発行・取引
- Apple Payによるオンランプ
- モバイル最適化されたUX
Seekerユーザーは、Solana dApp Storeから直接利用できます。
MoonPay Commerce:SOLで買い物ができる世界へ
MoonPay Commerce がSeekerで利用可能になりました。
- 暗号資産決済に対応したグローバルブランド・クリエイター商品を購入可能
- シンプルでネイティブな決済体験
- 期間限定のホリデーキャンペーンも実施中
「暗号資産を使う」から「暗号資産で生活する」への一歩です。
TokenRun:DePIN × 宝探し体験
GEODNETによる TokenRun もSeeker専用で登場。
- 現実世界を歩きながら宝箱を探索
- 報酬を獲得できるゲーミフィケーション体験
- Seekerユーザーは最大270 GEODなどの特典あり
すでに1万人以上のSeekerユーザーが参加しています。
メディアからも高評価
Seekerの取り組みは各メディアでも取り上げられています。
- CoinDesk:「Seekerは4か月で20億ドルを動かした」
- AltcoinBuzz:「不労所得につながるSeeker dAppsトップ12」
- 開発者向け:Solana Mobile Dev Relによる技術解説セッションも公開
まとめ:Solana Mobileは「実験」から「基盤」へ
2026年に向けたSolana Mobileのロードマップは、
単なるスマートフォンの話ではありません。
- トークンによるガバナンス
- 分散運営モデル
- ハードウェア×Web3の融合
- 日常利用に近づくdApp体験
**「暗号資産が当たり前に使われるモバイル基盤」**を本気で取りに行く姿勢が、はっきりと示されています。
今後の展開から、ますます目が離せません。


