こんにちは。Web3に興味があって、AIをもっと使いこなしたい中高年を応援するWeb3とAIマニアじいじのko_sanです。

GASを組み合わせて自動送信まで実現できたんですが、旅行中にパソコンを持っていかなかったら止まっちゃって……



ついに『API』の出番だね!これを使えば、パソコンの電源が切れていてもクラウド上で全自動で動くようになるよ。しかも月90円で。
前回の続編では、GASを組み合わせてGmailの送信まで自動化しました。
→ 続編はこちら:


しかし、あの仕組みには「パソコンが起動していないと動かない」という制約が残っていました。旅行中にパソコンを持参しなかった日、当然ながらメールは届きませんでした。
今回はその壁を突破して、寝ていても出張中でも稼働する「完全クラウド自動化」を実現したお話です。
「API」とは何か:パソコンを仲介しない直接接続
「パソコンの電源が切れていても動くようにしたい」とClaudeに相談すると、「APIを使えば解決できます」と教えてくれました。
APIとは、簡単に言えば「クラウド上にあるGASの中から、直接Claudeの頭脳を呼び出すための合鍵」のようなものです。
【ローカル版 vs クラウド版の比較図】


【続編まで】ローカル依存の構成
これを使うと、私のパソコンを経由することなく、インターネット上のサーバー同士で情報のやり取りが完結します。
完全クラウド化でSKILL.mdの役割はどう変わる?
ここで重要な変化があります。続編まで使っていたSKILL.mdは、完全クラウド化では使われなくなります。
続編まではCoworkがSKILL.mdを読んで動いていました。しかし完全クラウド化ではGASがClaudeのAPIを直接叩くため、GASコード内の「prompt変数」がSKILL.mdの役割を担います。
【スキルの役割変化図】


これが、完結編では、GASのpromptの文章になります。ただ、自分でプロンプトは書く必要がなくて、ClaudeにGASのコードを書いてとお願いするだけです。
SKILL.mdに書いていた「ニュースソース」「PDFの形式」「ハイライトルール」「金価格の表記方法」などを、そのままGASのprompt変数に書き写すイメージです。
SKILL.mdは捨てずに「設計書」として手元に保管しておくことをおすすめします。GASのpromptを修正したいときの参考になります。
実際に起きたバグと解決策
意気揚々とテスト実行してみたのですが、一発では完璧にいきませんでした。
問題①:メールに届くPDFの文字が黒色だけで読みにくい
届いたメールは文字装飾がなく、数字もすべて同じ黒文字で読みにくい状態でした。
解決:GASのprompt変数に「重要な数字はオレンジ色にして、経済用語はブルーにして」と追記。
問題②:投資カテゴリが途中で切れる
メールの最後の「投資関連」「金価格」の部分がごっそり消えていました。
解決:APIが一度に出力できる文字数(max_tokens)の上限が低すぎたため、2,500から5,000に引き上げ。


一番の不安:「API料金って高くないの?」
自動化が進むにつれて心配だったのが料金です。毎日クラウドでAPIを動かしたら、あとで高額請求されるのでは?
計算してみると、驚きました。
【APIコスト試算グラフ】
使用モデル:Claude Haiku(最軽量・最安価)
1回の実行コスト:約3円
入力トークン 約3,000 + 出力トークン 約5,000
月30日で:3円 × 30日 = 約90円
最初に5ドル(約750円)チャージすれば
→ 約8ヶ月間利用可能
1日あたりのコスト = 缶コーヒー1本(120円)の約2.5%
「これならお小遣いレベルで気にしなくていいな」とホッと胸を撫でおろしました。


3部作の全体像まとめ
| 記事 | 仕組み | パソコン | 費用 | 残った課題 |
| 前編(既存記事) | Cowork+スキル | 必要 | 0円 | 送信ボタンは手動 |
| 続編 | +GAS自動送信 | 必要 | 0円 | パソコン起動が必要 |
| 完結編 | +Claude API | 不要 | 月90円 | なし(完全自動) |
【ここに図解を入れる想定:3段階の進化イメージ図】 (※前編→続編→完結編の順に、人間が関わる部分がどんどん減っていくイラスト)
まとめ
これで、パソコンがスリープしていても、旅行中でも、たった月90円で優秀な秘書がクラウド上で働いてくれる最強の仕組みが完成しました。
3部作を通じて感じたのは、「いきなり完全自動化を目指さなくてよかった」ということです。前編で半自動の便利さを体験し、続編でGASのすれ違い劇を経験し、完結編でAPIの威力に驚く。この段階的なステップアップがあったからこそ、仕組みの中身を理解しながら進めることができました。
皆さんも「これは自動化したいな」と思う毎日のルーティン業務があれば、ぜひ前編のスキル設定から試してみてください。プログラミングは一切不要です!
この記事で使用しているClaude APIはAnthropic社が提供するサービスです。料金は使用量により変動します。








